配水池や減圧槽清掃時、高圧洗浄機を使用しているかと思います。
高圧洗浄機を使用すると、内壁から白い液体のようなものが出てくることがあると思います。
これが、チョーキング現象と呼ばれるもので、流しきってから貯留しないと、白く濁った水を貯めてしまうことになります。
高圧洗浄機ノズルで調整し、緩い水を出すとか、ホースの水で洗い流すなどをおこなってください。
たーし13
チョーキング現象は手でさわると、白く手についてくるのでわかります。
次に、管類の錆コブへの対応ですが、ガシガシと取りすぎると、管厚が薄くなり、ピンホールの原因になります。オーバーフロー管にピンホールができると、そのピンホールから水が出ることとなり、規定の水位より低いところでオーバーフローが始まることになります。
ただ、この辺は、依頼主の意向もあるので、確認しながらの作業になるかと思いますので、注意が必要です。
いかがだったでしょうか。清掃は、数値で表せない部分が多いので、事前に、依頼主との取り決めが大切かと思います。「最低、ここまではやる。」ことは決めますが、「これ以上はやらない。」ことを決めることも大切だと思います。
今日も、清浄にして豊富低廉な水を作るためにがんばりましょう!
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