とうとう、当事業所でも労災が発生しました。詳細は割愛しますが、今回の件で、なぜ一度起こしてしまうと、たて続けに起こるのかがわかった気がします。
災害及び事故は、何だかんだ言っても、「ヒューマンエラー」です。「しくみが」とか、「組織としての体制が」とか言っても、結局、起こしてしまうのが人間である限り、「ヒューマンエラー」だと私は考えています。
それを踏まえた上で、仕組みづくりで、災害や事故が起きても、最小の損失に留めるしかないと思います。事故は必ず起きます。
今回感じたことは、「労災が起きると、書類や安全教育、聞き取り調査に時間を取られる」と言うことです。
ヒューマンエラーの大部分の理由は「焦っていた」「時間がなかった」です。
もう、おわかりだと思います。事故後の対応で、時間を取られ、通常業務に支障が出て、それでもやらなければと無理して取り返そうとし、また、事故が起きるのです。
事故を起こした事業所に、安全担当として訪問し、教育や指導を行わなければならないのは、十分理解できるのですが、上記のような状況が、事業所側には発生していることを踏まえていただけると助かりますね。
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