たーし13
みなさんにも聞いてみたい案件です。
取水ポンプの流量が、30%程度低下する症状がありました。しかし、①次亜が定量で注入されているにも関わらず、残塩値が上昇しないこと。②槽の水位に変化がない(バランスが崩れてない。)③水源の水位が上昇していない。④その他、電流値や圧力に変化がない。
以上のことから、表面上だけ、つまり、実際は低下していないが、流量計本体もしくは変換器、その二次側のアレスタやアイソレータの不具合と判断しました。
所長
現場確認の結果、変換器もしくは、本体の不具合と判断しました。
こうなると、私達の範疇ではないので、客先担当者に上記の説明をし、メーカー対応を依頼してもらいました。しかし・・・。
メーカー
変換器、本体に不具合はありません。
ここで、客先担当者が一言。
客先担当者
メーカーに頼んで、こちら側の不具合だったら、どうするんだ?
つまり、実際に取水量が低下している(エアー噛み含む)のに、見落としてメーカーを呼んでしまった。金銭を要求されたら誰が払うんだ?と、言うのです。
所長
私達の説明を聞いて、メーカーを呼ぶ判断をしたのは客先担当者。
結果的には、防水されてるはずの本体に滞水(結露によるもの)が原因でした。拭き取って乾燥させたら復帰しました。
【まとめ】いかがだったでしょうか。責任を取りたくないのはわかりますが、取らなければならない責任まで取らないのはダメです。公と民の関係(仕様書では、甲・乙と表記されますが)は、しっかり把握してほしいものです。今日も、清浄にして豊富低廉な水つくりを目指してがんばります。
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