たーし13
毎週、当事業所で行っている勉強会の内容をピックアップしていきます。
今は、pH「ぴーえいち」と呼ぶことが主流になりつつあるようです。
さて、測定する理由ですが、大きく2つです。
①水質の変化を見る
②薬品の効果最大化させる
順番に見ていきます。
①水質の変化を見る
(1) 春と秋頃に貯水池等で起こる「循環期」・・・上層が下層に潜り込むためpHの上昇がある。
(2) 油や不法投棄などの異物が混入し、水質に変化がある。
②薬品の効果最大化させる
(1) 凝集効果を上げる・・・中性域
(2) 消毒効果を上げる・・・やや酸性から中性域
たーし13
pH調整したくても、苛性ソーダでpHを上げるくらいしかできないのが現状です。
【まとめ】いかがだったでしょうか。事業体によっては炭酸ガスを注入してpHを下げたりできるところもあるようですが、手持ちの武器で戦うしかないのが現状だったりします。また、pHの測定も複数の要素があり、各々の事業体で決めたことを測定者が同じように測定するのが大事かと思います。今年も、清浄にして豊富低廉な水つくりを目指してがんばります。
コメント